水道料金のインボイス対応について
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
2023年6月19日号の週刊税務通信にて、水道料金のインボイス対応について記事が出されました。
今回の記事では、その記事の内容を紹介しつつ、私なりの見解を書きたいと思います。
水道料金のインボイス対応
水道料金のインボイス
水道料金のインボイスは検針票がインボイスとする自治体が多いとのことです。
その他には、「納入通知書」「口座振替済通知書」もインボイスとして交付する自治体があるようです。
事業者としては、これらを適切に保存する必要があるようです。
各自治体の状況を知るには
事業を行っている自治体がどのように対応するのかを知りたい場合は、各自治体のホームページで公表をしているようです。
参考までに、神奈川県横浜市のページを共有いたします。
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/nyusatsu/youshiki/suidou/suidou_invoice.html
このように、各自治体、何をインボイスとするかについて、公開をしているようです。
なお、東京都は、基本的に東京都水道局が担当します。
東京都水道局では、適格請求書発行事業者の番号を公表していますので、確認すると良いと思います。
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/jigyosha/invoice/
ただし、東京都水道局ではまだ何をインボイスとするかは公表していないようです。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
水道料金のインボイスの対応方針は地方自治体によって、何をインボイスにするかは異なってくるようですね。
ここら辺の足並みが揃わないのは、仕方ないとは言え、色々な場所で事業を行っている事業者には混乱を招くような気がします。
将来的には、電子発行も視野に入れているのではないかと思いますが、都度、地方自治体からの公表を確認していくしかないようですね。
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