令和5年度TOKYO戦略的イノベーション促進事業の公募が開始されます。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は2023年6月30日に東京都中小企業振興公社(以下、公社と言います。)にて申請が開始された「令和5年度TOKYO戦略的イノベーション促進事業」について記事にします。
3年間で最大8,000万円の助成をしてもらえる大きな補助金です。
概要
内容
今回の助成金は、東京都が指定した9つの分野に関する技術・製品の開発を支援する助成金です。その9つとは以下の通りです。
- 防災・減災・災害復旧
- インフラメンテナンス
- 安全・安心の確保
- スポーツ振興・障害者スポーツ
- 子育て・高齢者・障害者等の支援
- 医療・健康
- 環境・エネルギー・節電
- 国際的な観光・金融都市の実現
- 交通・物流・サプライチェーン
東京都が掲げたイノベーションマップに記載された開発支援テーマになります。
補助金
補助金の上限額は8,000万円で下限は1,500万円です。補助率は2/3以内となっています。
助成期間は最大3年間となっています。
下限額は1500万円となるため、非常に大きな補助金になりますね。
連携が必要
この助成事業の要件の一つに滝行や大学等の持つ社外の知見やノウハウと連携するということが含まれます。
自社だけでは完結せずに、他の機関等を巻き込んだ研究開発が求められます。
また、研究開発結果を公社に開示する必要もあります。秘匿化したい場合は向かないと言えるでしょう。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
令和4年度も公募されていたTOKYO戦略的イノベーション促進事業助成金、今年度も無事に継続されています。
非常に大きな助成金ですので、大型の研究開発を考えている中小企業には非常に良いものになるでしょう。
また、大企業や大学と連携するという点においてもメリットを享受できると思います。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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