事業再構築補助金第9回の採択結果が公表されました。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は2023年6月15日に公表された事業再構築補助金の第9回公募の採択結果の概要を確認して行きたいと思います。
第9回公募の採択結果
結果概要
第9回公募の採択結果は、全応募数が9,369件の中、4,259件で採択がされたという状況です。
通常枠は5,178件の応募で2,130件の採択と40%を割り込む採択率になっています。
緊急対策枠等は2,561件の応募で1,320件の採択となっていて、50%を超えています。枠によって採択率は大きく違うことが読み取れます。
また、第8回の公募では全体で12,591件の応募であったことから、3,000件あまり減少しているのは特徴的です。
応募業種
応募業種は製造業19.7%、卸売業・小売業16.1%、宿泊業・飲食サービス業13.9%となっています。
第8回公募とも大きく変わっていません。
ただ、採択件数ベースでは、製造業の割合が28.7%となり、第8回の25.5%と比較すると大きく伸びているのが特徴です。
採択金額
採択金額は第8回と大きく変わっていません。
100万〜1,500万円のレンジでの採択率が全体の4割以上を占めています。その次が1,501万〜3,000万で3割となっています。やはり3,000万円までの採択が多い印象です。
認定支援機関
認定支援機関で見ると、税理士34.1%・税理法人31.5%と採択率が低下しました。いずれも第8回では40%を超えていました。
ただ、全体の採択率も低下傾向ですので、これは仕方ないかもしれませんね。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
第10回以降の事業再構築補助金からは色々と変わってきます。
第10回の結果は、また変わってくるのかもしれませんね。
少しずつ変わって行きそうな事業再構築補助金にはこれからも注目が必要です。
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