個人の所得税に関する税務調査の結果が公表されました

query_builder 2022/12/16
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東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は2022年11月24日に東京国税局が公表した「令和3事務年度所得税及び消費税調査等の状況」について見ていきたいと思います。

概要

全体として

東京国税庁は、令和3事務年度の所得税の調査などの状況に関して、「実地件数は回復傾向にあるが、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として低水準ではあるが、一方、高額・悪質な不正会計が見込まれる事案を優先して調査している」ということを記載しています。
税務署はしっかり見ているということが見て取れますね。悪質なものは税務署から見れば一発でわかるということです。

調査件数

調査件数は31,407件数とのことで、前年の23,804件よりも31%程度増加していることが見て取れます。
また、簡易な接触は568,340件であり、前年度の478,494件よりも18%程度増加しています。

追徴税額

追徴税額は、本税が673億円で加算税は130億円になります。合計では804億円になり、調査に納税額は多額になっていることが分かります。
1件あたりで割り戻してみると、214万円の本税に加算税は41万円となっていることが分かります。多額に追加の納税が発生していることが見て取れます。

富裕層に対する調査

有価証券・不動産等の大口所有者、計上的な所得が高額な個人、海外投資等を積極的行っている個人を富裕層として定義づけ、国税庁は調査を実施しています。

富裕層には、令和3事務年度においては2,227件の調査が実施されています。

申告漏れの所得金額は839億円で追徴税額は238億円になります。1件あたりの追徴税額は1,067万円ですので、全体平均としても非常に多額なことが分かります。

最後に

最後に

本日の記事は以上となります。

個人の税務調査も徐々に件数が回復してきていることが分かります。
適切な申告を行うことで、調査を予防することが分かります。特に税務署は悪質な隠蔽などはしっかり見抜いてきます。
不安に思われる方は、ぜひ当事務所にお問い合わせいただければと思います。

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