事業再構築補助金の第5回公募結果が公表されました。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は、6月9日に公表された事業再構築補助金の第5回公募の採択結果について記事にしたいと思います。
採択結果概要
採択数
第5回公募の採択結果としては、21,035者の応募があり、最終的には9,707者が採択されました。採択率は46.14%になります。第4回の公募は応募者が19,673者であったことを考えると、1割程増加しています。
採択率は2ポイント程アップしました。
一番応募が多かったのは通常枠で、応募数は16,185件で採択は6,441件の39.80%で下。緊急事態宣言特別枠は応募数が4,509件で採択数が3,006件でした。
業種
応募されている業種も製造業が一番多く、ついで卸売・小売業、宿泊・飲食サービス業の順番です。上位3つの業種は大きく変わっていないですが、順位が少し変わりました。
また、採択された中での割合では製造業の22.3%で第4回と大きく変わっていません。
採択金額
採択金額はこれまで同様、100万から1,500万円のレンジが一番多く、43%となっています。第4回の44%からは1%下落はしていますが、その分、多額のレンジが増加しています。
3,000万円超から4,500万までの採択は22%となり、前回の19%から3ポイントも増加しています。
全体な金額の動向は大きく変わっていませんが、少しだけ採択された金額は高くなったようです。
認定支援期間別の採択状況
採択数で見ると、やはり金融機関が最多になり4,079件となります。3,000万以上の申請では、金融機関の同意も必要であることから、金融機関が認定支援機関となるケースが多く、採択された額も大きくなっているため、妥当な結果と言えるでしょう。
税理士関係は1,466件であり、前回よりも微減になっている点が特徴です。なお、応募数も全体は増加していますが、税理士関係は減少しています。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
採択結果が公募され、第6回の公募が6月8日から開始しています。
申請には、専門知識が必要になりますので、ぜひ士業事務所を頼っていただければと思います。当事務所も認定支援機関となっているため、応募の際にお手伝いできます。お気軽に問い合わせください。
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