小規模事業者持続化補助金の特別枠について②
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
前回の記事で、小規模事業者持続化補助金の特別枠について記事にします。
特別枠の申請要件
後継者支援枠
後継者支援枠とは、アトツギ甲子園においてファイナリストに選ばれた小規模事業者の方が申請対象となります。アトツギ甲子園とは、中小企業庁が開催するピッチイベントで、後継者候補者が新規事業のアイデアを競い合うものです。
第2回は既に終了していて、ファイナリストは15名、この方達が申請することができます。
創業枠
創業枠は、特定創業等支援事業による支援を受け創業した小規模事業者に対して実施される枠です。産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」やこれらと連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を過去3年に受けていることが条件になります。
立川市の場合は、立川商工会議所、多摩信用金庫、日本政策金融公庫立川支店、立川市社会福祉協議会が実施する「創業応援プロジェクト」が該当します。
インボイス枠
インボイス枠は免税事業者からインボイス発行事業者に転換する小規模事業者に対する枠です。
2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者である又は免税事業者であることが見込まれる事業者でインボイス発行事業者の登録が確認できた場合に、適用されます。
なお、補助事業の終了時点においてもインボイス発行登録事業者である必要があります。
最後に
最後に
今回の記事は以上となります。
特別枠の申請条件を2回に渡って確認してきました。実際の申請の際には、細かな条件の確認も必要ですので、ぜひ専門家を利用していただければと思います。
当事務所でも対応できますので、お気軽に問い合わせページから連絡をいただければ幸いです。
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