東京都のコロナ対策助成金の助成経費と助成率について
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は、前回の記事で紹介した東京都中小企業振興公社(以下、公社と言います。)が実施しているコロナ対策の助成金に関して、詳細を記事にしたいと思います。
備品購入、内装・設備工事コース
助成対象経費
このコースでは、主に以下の経費に関して助成してくれます。
- 備品購入費
- 内装・設備工事費
備品購入費は、サーモカメラ等、1点あたり10万円以上のものが対象となります。
内装・設備工事費は、換気設備やパーテーションの設置工事になります。
助成限度額及び助成率
助成限度額は、最大200万円までになります。
しかし、少し細かな条件があります。
備品購入のみの場合は、50万円までになります。
内装・設備工事を含む場合も100万円までになります。
内装・設備工事のうち、換気設備の設置も含むと200万までとなります。
多くの方は、最大100万までになるのではないでしょうか。
なお、申請下限額は10万円です。
助成率は2/3になります。
消耗品費コース
助成対象経費
助成対象経費は、指定する消耗品の購入になります。
指定する消耗品は、市販品であり、以下が挙げられています。
消毒液、マスク、フェイスシールド、ゴーグル、使い捨て手袋、アクリル板等です。
非常に多くの経費が対象となっていますので、募集要領をご覧ください。
助成限度額及び助成率
助成限度額は、10万円までになります。なお、こちらは助成限度額はありません。
助成率は、一般枠は2/3、コロナ対策リーダー、認証店であれば4/5になります。
認証を受けると少し優遇されますね。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
コロナ対策助成金は、2021年と比較すると規模は縮小されました。しかし、まだまだオミクロン株で予断は許されない状況です。
3月31日以降ももしかしたら、新たな助成金が出るかもしれませんね。
次回は、募集に関して記事にしたいと思います。
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