事業再構築補助金の第3回公募の結果が公表されました①
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
11月30日に事業再構築補助金の第3回公募の結果が公表されました。
本日の記事では、第3回の結果について解説していいこうと思います。
第3回結果概要のURLはこちら
第3回の結果について
応募と採択率
第3回の事業再構築補助金の全ての枠は、応募件数が20,307件、申請要件を満たしたものは、18,519件、採択が9,021件となりました。採択率は、50%をほんの少し下回る結果となりました。
しかしながら、第2回公募も要件を満たした応募が18,333件で採択が9,336件であることを鑑みると、状況は大きく変わっていないということが見て取れます。
また、通常枠の採択率は40.5%と第2回の40.7%と大きく変わっていません。特別枠の採択率も73.8%と第2回の77.3%とそこまで変わりませんでした。
非常に安定的に運営がなされていることが伺えます。
第3回からの新設枠の採択率は高い
第3回公募から大規模枠と最低賃金枠が新設されました。
大規模枠は66.7%、最低賃金枠は87.6%と採択率は、通常枠と比較すると高くなっている点が特徴的です。
特に最低賃金枠の採択率の高さは特筆すべきものと言えます。
応募金額
応募金額では、1,000万以下と5,500万〜6,000万に二極化しています。
事業再構築補助金も入金のタイミングは通常の補助金と変わりませんので、ある程度の資金力がないと、多額の助成金を得ても事業を行えません。そのため、1,000万以下が多いものと考えられます。
また、6,000万円も多いのが特徴的です。第2回公募から大きく変わっていませんが、申請金額は両極端なのが特徴的です。
終わりに
終わりに
長くなってきましたので、本日の記事は以上となります。
次回の記事では、都道府県別や申請機関別の採択率等を確認していこうと思います。
また、第4回の展望についても記事にしたいと思います。
それでは次回の記事でお会いしましょう。
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