中小企業のエクイティファイナンスについて
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
皆様は、エクイティファイナンスという言葉をご存知でしょうか。
英語ですし、あまり馴染みのない言葉かもしれません。
株式発行等により、資金を調達する手法のことを言います。借入金の様に負債での調達ではなく、返済義務は負わないものです。
中小企業では、エクイティファイナンスはまだまだ馴染みのないものであることから、中小企業庁がエクイティファイナンスについて解説資料を作成しました。
本日は、こちらの資料を基に解説をしていきたいと思います。
中小企業庁のページこちらから
エクイティファイナンスの基礎
中小企業におけるエクイティファイナンス
中小企業では、資金調達は、ほとんどの場合が銀行融資に頼っているのが実情です。
しかしながら銀行からの調達では、調達したお金で思い切った投資 ができないことがあります。これは、銀行が思い切った投資に難色を示す可能性があるからです。
そのため、新規事業のスタートや、試験研究をする等、失敗する可能性のある投資では、新株による資金調達が適している場合があります。
新株発行では、返済する必要のない資金調達のため、失敗をしても返済の必要はないからです。
政府はエクイティファイナンスを推そうとしている
今回、中小企業庁からこういった資料が公表されるということは、今後、日本政府としてもエクイティファイナンスを推していくことだと思います。
そのためエクイティファイナンスはしっかり勉強する必要があります。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
次回はエクイティファイナンスのメリットについて記事にします。
中小企業にあっても資金調達は、多様化していくことでしょう。
色々と引き出しを作っておくことは有用だと思います。
難しい単語も出てきますが、一緒に勉強していければ幸いです。
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