事業再構築補助金の第2回の公募結果が出ました①
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
9月2日に第2回の事業再構築補助金の公募結果が公表されました。
本日は、その概要について記事にしたいと思います。
第2回事業再構築補助金の公募結果
採択数
第2回の公募では、応募件数は20,800件でした。このうち書類不備等がなかったものは18,333件です。約1割くらいは、書類不備が発生しているいます。これは第1回でも同様でした。
そのうち、18,333件のうち、採択されたのは、9,336件であり、約51%弱が採択されました。
なお、この採択率は通常枠や緊急事態宣言特別枠等の全ての枠の合計です。
第1回公募が約41%強でしたので、10ポイント程度、採択率が上がったのが特徴です。
通常、補助金は回が進むにつれ、採択率が下がるからです。
申請金額について
事業再構築補助金で申請される金額では100万から500万での申請が全体の20%あります。
また、採択された中では24%のシェアがあることから、採択も通りやすくなっているのが特徴です。
応募金額としても1,000万以下が7,535件となっており、20,800件のうち36%強を締めています。
また、事業再構築補助金の申請額の最大額は6,000万ですが、こちらも応募件数は3,254件あり、15%強あります。
このことから、小規模での応募と最大額での応募の2極化となっているようです。
なお、応募金額が3,000万円を超えると、融資の必要性もあるため、金融機関の確認も必要になります。
そのため、3,000万超6,000万未満では、応募が極端に減るというのも特徴です。
3,000万を超えるのであれば、最大額の6,000万まで申請しようという流れのようです。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
本日は、採択率と申請金額について確認しました。
次回の記事では、認定支援機関別の応募状況等を確認していこうと思います。
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