事業再構築補助金の一次募集の採択が出ました。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は、6月16日及び18日に事業再構築補助金の一次募集における採択結果が出ました。
本日はその結果について、記事にしたいと思います。
緊急事態宣言特別枠
6月16日に採択結果が公表された
6月16日の18時に第1回公募の「緊急事態宣言特別枠」の採択結果が公表されました。
結果としては、申込が5,181者あり、申請要件を満たしていたのが、4,326者、その中で2,886者が通過しました。
申請できていた者の66%程度は採択をされています。
これは、他の補助金の第1回公募と比して、そこまで違和感のない採択率かと思います。
通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠
6月18日に採択結果が公表されました
通常枠・卒業枠・グローバルV字回復の第1回公募の採択結果は6月18日に公表されました。
こちらは、17,050者が応募をし、申請要件を満たしていたのが、14,913者、採択に至ったのが5,150者となっています。
申請要件を満たした方でも採択率は34%半ばとなっています。
申請者が多い
事業再構築補助金の特筆すべきは応募者の多さだと思います。
例えば、ものづくり補助金は、昨年度で一番応募が多かった回ですら10,041者であり、1.7倍の応募があります。
それだけ、事業再構築に賭ける想いは強いのだと思います。
今回、申請要件を満たせなかった応募も含めると、12,000者程度います。
次回は、不採択となった者も参加することを考えると、2万人を超えることもありそうです。
1回目の公募にしては、採択率が低かった。
通常、補助金は第1回が一番採択率が高いという特徴があります。
しかし、今回は採択率が34%台です。
これはシビアな結果であったと思います。
1つの事業あたりの金額も多いので、1回当たりにあまり出すことはできないのかもしれませんが、次回以降も同水準の採択率となることは意識する必要があるかもしれません。
最後に
最後に
本日の記事は以上となります。
緊急事態宣言特別枠の採択率はそこまで悪くはないものの、通常枠に関しては厳しめの採択率でした。
ダメだった形は第2回の公募でも申請してくることが想定されますので、次回以降はより申請者が増えるかもしれません。
しっかりと準備をしないいけないと思われます。
当事務所では、他の士業とも連携し、補助金の申請に関する助言を実施しています。
初回相談料は無料ですので、お気軽に問い合わせください。
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