M&Aにおける譲渡し側の意識について。東京都立川市でM&Aをお考えの経営者様必見。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日は、中小企業庁が2020年3月に公表した「中小企業M&Aガイドライン」をベースに、譲渡し側にとって注意すべき点について解説をしたいと思います。
本日は、早期判断の重要性です。
早期判断が重要
M&Aは早め早めに動くことが重要
中小企業のM&Aは、譲渡し側が希望をしてから、実際にマッチングするまで、数ヶ月から1年程度時間がかかることが一般的です。
意外と時間がかかるということがわかっていただけるのではないでしょうか。
そのため、期間としては、それくらいかかるということを念頭に置いて、動き始める必要があります。
M&Aは最優先事項として動く
中小企業のM&Aでは、判断が後手後手に回ると、選択肢がどんどん狭まっていくという特徴があります。
これは、M&Aは唯一無二の取引だからです。
もう少し、良い条件がくるのではないかと思っていると、実は一番良かった条件を見過ごす事も多いわけです。
さらに、資金繰りが厳しいために、M&Aを行う場合は、資金繰りがさらに厳しくなる可能性もあります。
そのため、M&Aに関する判断は、最優先事項として、早め早めに判断していく必要があります。
最後に
本日の記事は以上です。
企業にとって非常に重要なM&Aですが、慎重な判断が求められることから、後手後手に回ってしまうのはある程度仕方のない事だと思います。
しかし、売る側にとっては、一番良い条件で売却をするには、早く動いた方が良いです。
なぜ売却するのかといった核となる部分を大切に交渉に挑むことが良いでしょう。
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