M&Aの専門用語について①。東京都立川市近郊でM&Aをお考えの経営者様必見。
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
本日から数回に分けてM&Aの専門用語について記事にしようと思います。
M&Aの用語は非常に分かりづらいと思いますので、なるべく簡単な言葉を使って解説していきます。
M&Aに登場する専門用語について
フィナンシャルアドバイザー
フィナンシャルアドバイザーとは、譲り渡し側(売却したい側)又は譲り受け側(買収したい側)に付くコンサルタントです。
企業買収の際に、並走を行い諸々のアドバイスを行ってくれます。
これらのアドバイザーとは、フィナンシャルアドバイザー契約(通称FA契約)を締結します。
ノンネームシート
ノンネームシートとは、譲渡し側が自社を特定はできないような形にしつつも企業概要を簡単に取りまとめた情報を言います。
名前の通り、名前を出さないことから、ノンネームシートと呼ばれます。
譲渡し側は、売却することを第三者に知られたくないのが通常です。
そのため、ノンネームシートとして、自社名を隠した形で情報開示を行い、興味を持ってくれる企業を探します。
また、別名でティーザーとも呼ばれます。
ロングリスト
譲り渡し側が、ノンネームシートを送付する選定先をリスト化したものを言います。
数十社と、非常に多くの送付先を選定して、リスト化することから、ロングリストと言われます。
譲り渡し側が売却先として有力と考える候補先とも言えます。ただしこの場合は、反応があるかは未知な状態です。
ショートリスト
ショートリストとは、ノンネームシートを送付して、関心を示した企業の一覧を言います。
そのため、M&Aに向けて、より具体的になったリストと言えます。
譲り渡し側は、このシートから、交渉する先を選定していくことになります。
徐々にM&Aが進んでいくという感じです。
次回以降も続きます
本日は以上となります。
専門用語は、まだまだありますので、後2〜3回は記事化していく予定です。
興味がある方は、引き続き、読んでいただけると幸いです。
当ブログは毎週、火・木・土曜日に更新をしています。
それでは、次回の記事で会いましょう。
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