東京都立川市近郊でIT導入補助金の申請をお考えの社長様必見。申請の要件とは
東京都立川市の公認会計士・税理士の金森俊亮です。会計事務所を経営しています。
IT導入補助金の申請に際し、事業計画の作成を行う必要があるのですが、その中に、事業計画に折り込むべき要素があります。
本日は、そちらについて解説いたします。
事業計画に盛り込む必要のある要素
賃上げ目標
IT導入補助金を申請するに際し、3カ年の事業計画を作成する必要があります。
その中において、以下の2点を持ち込む必要があります。
①3年間、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させることを盛り込む必要があります。
また、被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組み場合は、年率平均1%以上増加することを盛り込む必要があります。
②事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にする。
給与支給総額とは
給与支給総額とは、非常勤を含んだ全従業員及び役員に支払った給与等(給料、賃金、賞与及び役員賞与のこと。福利厚生費、法定福利費、退職金は除く)のことをいい。これが、年率平均1.5%増加する必要があります。
また、年率平均の求め方は、年平均成長率(CAGR)を用いるとされており、指定した複数年にわたる成長率から、1年あたりの幾何平均を算出したものと言われています。
終わりに
本日の記事は以上となります。
IT導入補助金をもらうには、人件費も上げていく必要があります。ITで浮いた作業分を給与でしっかり報いてくださいということになります。
ただし、これを読んでも中々難しいと思います。補助金の申請は複雑ですので、ぜひ士業を活用してください。
当事務所は、他の士業とも連携していますので、ワンストップでサービスを提供いたします。
ぜひお気軽に問い合わせください。
NEW
-
query_builder 2023/11/28
-
インボイス制度開始後の銀行手数料の支払いについて
query_builder 2023/11/23 -
インボイス開始後の交際費の判定について
query_builder 2023/08/23 -
国税庁がインボイスで注意すべき事例集を公表しました。
query_builder 2023/08/10 -
インボイス制度下で銀行手数料を受取側が負担する場合の注意点
query_builder 2023/08/03